ケロイド・肥厚性瘢痕治療/にしやま形成外科皮フ科クリニック(名古屋栄3丁目)

ケロイド・肥厚性瘢痕治療/にしやま形成外科皮フ科クリニック(名古屋栄3丁目)

2019-05-21

肥厚性瘢痕、ケロイド治療について

ケロイド外来では、様々な外科手術、外傷によるもの、にきびや毛嚢炎などちょっとしたキズなどが原因で「赤く盛り上がる」「痒みが強い」「痛みが強い」「ひきつれている」などの症状を持ったケロイドや肥厚性瘢痕を専門的に診察・治療しています。

こんな悩みをお持ちの方はケロイド専門外来にご相談ください

◆ケロイド特有の症状である硬み、痛み、かゆみで悩んでいる。
◆皮膚科を診察を受けているが「これ以上は難しい」といわれた
◆開腹手術を受ける予定だが、傷あとの術後ケアを専門的に行って欲しい
◆前胸部、肩のケロイドが目立ち、見た目を何とかしたい
◆耳のケロイドを手術したい

肥厚性瘢痕とケロイドの違いについて

人には、ケロイドを起こしやすい遺伝的体質えを持っている場合があり、子どもの頃に受けた予防接種のあとが赤く盛り上がっている人はこの体質が強いと言われています。

こうした体質要因は、腹腔鏡・胸部外科手術や帝王切開、けがなどの大きい傷だけでなく、ニキビや水ぼうそう、やけど、虫刺され、ピアスの穴といった小さな傷からも症状を発症します。

肥厚性瘢痕:赤い盛り上がりの範囲は、皮膚の損傷された部分を超えません。半年から数年以内に、赤みは徐々に軽減してゆきます。

ケロイド:前胸部、肩、下腹部、顎などの部分に好発します。皮膚の損傷された部分を徐々に超えて健常皮膚へと拡大してゆきます。

ケロイドや肥厚性瘢痕の好発部位

  1. 前胸部・上腕(ニキビ・手術・粉瘤・外傷・注射などが原因)

  2. 肩・上腕(外傷・手術・にきび・粉瘤などが原因)

  3. 下腹部(婦人科手術・帝王切開・毛嚢炎・腫瘍摘出術などが原因)

  4. 顎・耳垂・耳介(外傷・にきび・毛嚢炎・ピアスなどが原因)

  5. お尻・ふとももなど(外傷・手術などが原因)

ケロイド・肥厚性瘢痕治療のポイント

ケロイド・肥厚性瘢痕は、体質、発生部位、経過期間などによって最適な治療法が異なります。完全にケロイド・肥厚性瘢痕をなくすことは難しいのですが、内服薬、エクラー®プラスター、ケナコルトA注射、手術、レーザーなど様々な治療を組み合わせることによって、平坦化して赤みを抑えることができます。ケロイド・肥厚性瘢痕治療は、時間を経て大きくなればなるほどその治療が難しく、期間も長くなりますので、なるべくお早めに受診されることをお勧めします。

1. 手術しない方法

1) 内服薬

飲み薬では「トラニラスト」と「柴苓湯114(さいれいとう)」という漢方薬(粉末)がケロイドに対する強い軽減効果があります。トラニラストは、気管支喘息などに用いる抗アレルギー剤であり、炎症細胞が出す化学伝達物質を抑制する成分がケロイドや肥厚性瘢痕の組織中に作用することより、痒みをはじめとする自覚症状を抑え、さらには病変自体を沈静化させると考えられています。

患者様によっては粉が飲めないなどのご要望もありますので遠慮なくお申し出ください。このお薬を服用していると、ニキビやにきび跡も軽減してお顔の肌質も改善されるので女性男性問わず喜ばれることも多い治療法です。勿論にきび跡にお困りの患者様にも処方される内服薬です。

2) 塗り薬

塗り薬としては、ステロイド系の軟膏、ヘパリン類似物質の軟膏・クリーム・ローション・スプレーなどの保湿剤を使用します。内服薬と同じようにヘパリン類似物質の外用はにきび跡にも効果を発揮する外用薬です。

3) 貼り薬

ケロイドには、抗炎症剤である強い効果が得られるステロイドテープ「エクラー®プラスター」を1日1回24時間張り替えて頂きます。「エクラー®プラスター」の成分は、デプロドンプロピオン酸エステルです。3か月間の連続使用でかなりの効果を期待できます。

5) 注射

ステロイド(ケナコルトA)注射は、患者さんとよくご相談させていただいてから必要なときのみに使用いたします。他の治療に比べて、ケロイドの赤みや盛り上がりは著明に減少します。

にしやま形成外科皮フ科クリニックでは極力痛みが少なくなるように、局所麻酔薬の混合、細い針を使用、注射する場所などを考えながら、患者さんが痛みをあまり感じないように工夫しています。ステロイドは、時に毛細血管の拡張を、毛包炎の多発、皮膚の菲薄化などが生じることもあります。

ケナコルトの局所注射は、テクニックが必要なので形成外科専門医を受診することをお勧めします。注射にはキシロカインの麻酔を入れてあります。ケロイドのふちを中心に入れることで増殖を抑制します。

6) レーザー

ケロイドや肥厚性瘢痕の治療に、Qスイッチレーザーを使うことがあります。ただし健康保険を適用しての治療は現時点ではできません。

2. 手術する方法

1) 摘出術

ケロイドに感染源などがあったり、耳・陰部などのケロイドで有茎性のものであれば局所麻酔でも切除して縫合を行います。身体や顔などではケロイドや肥厚性瘢痕を摘出した後に、真皮に過剰な力が加わらないように、真皮より深くにある筋膜などの組織をしっかり縫い寄せて皮膚にかかる緊張を緩和させて、創面が盛り上がるように縫合を行います。

2)手術の後療法について

外科的で摘出手術をしたとしても、術後に局所の皮膚伸展が繰り返し加わると再発することもあります。キズアトの治療は最低半年から1年程度のフォローアップが必要となります。

※この治療メニューは公的医療保険が適用されます。


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コメント


  1. 横家ゆかり

    昨年の8月に乳癌の全摘手術と腹部にて同時再建をしました。 傷痕が 赤く盛り上がっております。先生からは肥厚性瘢痕だといわれました。乳首形成も控えております。

    治療をしたいのですが 乳首形成した後のほうがよいのでしょうか? 

    Reply


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