血液ダイナミックフォトセラピー/にしやま形成外科皮フ科クリニック(名古屋栄3丁目)
2019-06-19
血液ダイナミックフォトセラピーについて
血液ダイナミックフォトセラピーとは、血液クレンジング(血液オゾン化療法)と血液バイオフォトセラピー(紫外線C波血液照射療法)とを組み合わせて行う最新の酸化療法です。この2つの療法を併用することにより、より抗酸化力や免疫力を向上させ、体内を酸素化してアンチエイジング効果や様々な病気治療に効果をもたらします。
血液バイオフォトセラピー(紫外線C波血液照射療法)は、日本での認知度はまだまだですが、アメリカ、ドイツ、ロシア、イタリア等の海外においてはすでに確立された治療法です。
この2つの療法を併用することにより、より抗酸化力や免疫力を向上させ、体内を酸素化してアンチエイジング効果や様々な病気治療に効果をもたらします。
この2つは酸化を引き起こすプロセス、それによって発生する(体内に好作用をもたらす)物質に違いがあります。オゾン療法では過酸化脂質代謝産物がゆっくりと全身を巡って作用するのに対し、血液バイオフォトセラピーでは一重項酸素が作用の主役であるため即効性があるという違いです。したがって併用することで、それぞれの強味がより活かされることになり、高い相乗作用が期待できるというのが最大の特長です。
血液バイオフォトセラピー(紫外線C波血液照射療法)は、日本での認知度はまだまだですが、アメリカ、ドイツ、ロシア、イタリア等の海外においてはすでに確立された治療法です。
血液ダイナミックフォトセラピーは、「血液クレンジングの採血する血液」と「オゾン化して戻す時の血液」に特定波長UVB(254ナノメートル)の紫外線C波を一定時間照射する治療法です。その効果は、多岐にわたり、がん、気管支喘息、細菌感染、敗血症、ウィルス(C型肝炎、AIDS、ポリオ)感染、血栓性静脈炎、うつ病、デトックスまで幅広く治療に用いられ、様々な効果を認められています。
血液ダイナミックフォトセラピーの効能・効果
自己免疫力の増強
・免疫力を調整するインターロイキンの増加
・がん細胞を壊死に導く腫瘍壊死因子(TNF-α)の増加
・白血球や赤血球の産生を促すG-CSFの増加
病気の予防、アンチエイジング効果
・抗酸化能力の向上、血液循環の改善等
肩こり、慢性疲労、冷え性
・血液循環の改善、細胞の修復効果
糖尿病性末梢神経障害・下肢静脈瘤等の末梢循環障害
・末梢循環の改善
狭心症、心筋梗塞
・冠動脈血流の改善
肝炎、HIV、インフルエンザ等の感染性疾患
・インターフェロン等の産生による免疫力の向上
肩こり、慢性疲労、冷え性
・血液循環の改善、細胞の修復効果
アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症等のアレルギー性疾患
・抗アレルギー効果
痛みの改善
・片頭痛、線維筋痛症、外傷の治癒促進など
血液ダイナミックフォトセラピーの注意事項
- 禁忌は、甲状腺機能亢進症とG6PD欠損症です。
- 極端に静脈血管の細い方は、血液を採取できません。
- 妊娠・授乳中の方
血液ダイナミックフォトセラピーと高濃度ビタミンC点滴
血液ダイナミックフォトセラーと高濃度ビタミンC点滴は相性が良いといわれています。しかし、気をつけなければいけないのは、血漿中にはもともと抗酸化物がたくさんあることです。
血中に大量のビタミンCやEがあるところで血液クレンジングを行うとどうなるのか?ということを検証したデータがあります。ビタミンE=αトコフェロールは血中濃度に変化はありませんが、ビタミンCの活性は著しく低下します。
この結果から注意しなければならないのは、血液ダイナミックフォトセラピーと高濃度ビタミンC点滴を行う時に、最初にビタミンCを点滴してから血液ダイナミックフォトセラピーを行うと、お互いに相殺されてしまうので良くないということです。最初に血液ダイナミックフォトセラピーを行い、次にビタミンC点滴というのが適切な順序です。